旧学習指導要領「倫理」の抜粋 昭和53年版

 

旧学習指導要領「倫理」の抜粋

昭和53年版


第5 倫理
1 目標
人間尊重の精神に基づいて,人間の存在や価値についての理解と思索を深めさせるとともに,自主的な人格の形成に努める実践的な態度を育てる。
2 内容
(1) 人間の自覚
自己探究と思想の源流
ギリシアの思想,キリスト教,仏教,儒学などの基本的な考え方と人間の自覚についての意義現代に生きる思想
人間の尊重,合理的な精神,民主社会の倫理などについての思想の歴史的形成とそれらの思想が現代に生きる意義
(2) 日本の思想
思想と風土
日本人にみられる人間観や自然観と風土
思想と伝統
外来思想の受容と独自な思想の形成にみられる日本の伝統
(3) 現代社会と倫理
現代の思想的課題
現代の主な思想にみられる共通で基本的な課題
思索と倫理的自覚
現代社会に生きる人間として自らを形成する課題
3 内容の取扱い
(1) 内容の取扱いに当たっては,「現代社会」との関連において,学習の深化発展を図るよう配慮し,全体としてのまとまりを工夫し,特定の内容だけに偏らないようにする。
(2) 内容の取扱いに当たっては,思想史を網羅的に取り上げたり,先哲の考え方について細かな事柄や程度の高い事項に深入りしたりしないよう特に留意し,生徒自らが人生観・世界観を確立するための手がかりを得させる工夫をする。
(3) 学習方法については,例えば,先哲の基本的な考え方,思想の歴史的な展開,「現代社会」の倫理的内容,先哲の著作や言行の一部などを中心にして取り扱うなど,様々な工夫をすることが必要である。
(4) 政治及び宗教に関する事項の取扱いについては,教育基本法第8条及び第9条の規定に基づき,適切に行うよう特に慎重に配慮して指導する。

 

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